オイルの規格は、下記の3項目でお選びください。

 オイルの原料
 ☆ 鉱物油 
 原油から作られたものです。
 金額は安いですが、高性能ではありません。
 でも、一般車には充分です。

 ☆ 100%化学合成
 ナフサに化学的処理を施して製造される化学合成オイルです。
 高価で、高性能です。 レースするお車にどうぞ。

 ☆ 半化学合成
 鉱物油と化学合成オイルをブレンドしてます。
 ブレンドすることで、双方の利点を有効活用しています。


鉱物油の分子構造は、○や■や△や◇など種種雑多ですが、
100%化学合成は○なら○だけの分子で作られていますので、
オイルの性能が安定しています。




 グレード
 ☆ ガソリンエンジン
 SAからSJまでのグレードがあります。
 最初のSが、ガソリンエンジン用の意味です。
 現在では、世界中でSJグレートが最高グレードです。


 SJグレートには、8つの性能が求められています。
 ・エンジンオイルが減りにくい   ・触媒の寿命を伸ばす
 ・高温下でも、しっかり働く     ・滑らかに動く
 ・発生する力を逃がさない     ・冷却能力が高い
 ・洗浄性が高い           ・サビ無いようにする


 ☆ ディーゼルエンジン
 CAからCF-4までのグレートがあります。
 最初のCが、ディーゼル用の意味です。
 現在では、日本においてはCF-4グレートが
 最高グレードです。




 粘度   10W-40 とか 5W-50とかの表示です。

 Wの前の数字が
 小さいほど柔らかい
 オイルです。


 大体の目安として5Wだと外気温度が-25℃、
 10Wで-20℃、15Wで-15℃です。
 冬場には、柔らかい5Wを そして夏場には10Wもしくは
 15Wをお選びください。


 W-の後の数字は、
 どんな使用状況かです。



 レースされる方は、50を
 レースの手前や山登り等負荷の多い場合は、40を
 一般的な方は、30で充分です。